【2-2】借用和音の優位性

借用和音は便利です。転調に比べ即効性があり、音をコントロールしやすいです。

その種類は多く、解釈の仕方次第では若干強引にでもいろいろ出来ます。

すべてを紹介しきるのはなかなか難しいですが、一般的に使いやすい借用和音は限られます。

借用和音とは

名前のとおり、他の調から和音を借りてくる。と言う手法です。

ノンダイアトニックを流用する方法ともいえます。ジャンルによりやる・やらないが出ますが大まかなポイントを以下に

ここでは、「△をメジャー、「m」をマイナーとして表記します。

  1. △同士/m同士は調に関係なく連結させやすい。
  2. ドミナントモーションはいつなんどきでも使える。
  3. 和音機能が変わらないならば他のコードを代用できる。
  4. 基本的には近親調より借りてくると効果的で自然に聞こえやすい。
  5. コードネームでは見えないところにも目を向けてみよう

といったところでしょうか。

明日は、「△同士/m同士は調に関係なく連結させやすい。」というのを音源をまじえてやってみます。