はい、昨日からの記事の続きです。
一つのコードトーンを持続させる上でもっとも効果的であり、古典的な手法ともいえます。
要するに、「シンプルな響きの連続では退屈だ。」ということに。
今回はピアノを例に考えて見ましょう。
- 編成:PianoSolo
- テンポ:118周辺
- 基本拍:4/4や6/8
- 調(キー):C
- 維持小節数:4小節
- 詳細:使用はCMコードとその付加和音(テンション)のみ
※今回の音源は一発撮り無編集です。荒削りなのはあらかじめご了承を。
リズムを使わないと・・・
まずは、なんてことは無い「白玉」の連続。
そらぁつまらないよね。こればっかり繰り返されたら練習曲というか、メトロノームに聞こえちゃう。
Pianoの特性を生かしてみる。
Pianoは演奏したことは無くても、「両手で弾ける楽器」って言うのはイメージで分かる人も多いはず。
では、それを生かして左右の手のリズムを変えてみる。
ん~さっきより大分、4小節区間聞いていても飽きなくなってきた感じがしませんか?
和声楽器の定番奏法を使ってみる。
はい、こんどは「分散和音」「アルペジオ」「アルペッジョ」なんて呼ばれる奏法を使います。
単音の響きを徐々に加えてコードトーンを形成していきます。これにより音のダイナミクスとリズムの2つの効果が加わります。
今回は経過音にテンションもいれてみます。
さらにリズム遊びを加えグルーブを出す。
今度はさらに、リズム遊びを加えて4小節のみならずもっと聞きたくなるようなグルーブを出してみましょう。
今回は左手でアルペジオ・右手でポリリズムのリフ的なものを演奏してみます。
ん~!どうですか?もう4小節いや、16小節聞けそう。
これに他の楽器やメロディが入れば、コード変える必要も無く一曲できてしまいそうでしょう?
総括
やはり、リズムは大事です。「コード進行考えんのめんどくせ~。」なんてときでもこれで大丈夫!(オイ