【1-1】リズムでごまかす。

はい、昨日からの記事の続きです。

一つのコードトーンを持続させる上でもっとも効果的であり、古典的な手法ともいえます。

要するに、「シンプルな響きの連続では退屈だ。」ということに。

今回はピアノを例に考えて見ましょう。

  • 編成:PianoSolo
  • テンポ:118周辺
  • 基本拍:4/4や6/8
  • 調(キー):C
  • 維持小節数:4小節
  • 詳細:使用はCMコードとその付加和音(テンション)のみ

※今回の音源は一発撮り無編集です。荒削りなのはあらかじめご了承を。

リズムを使わないと・・・

まずは、なんてことは無い「白玉」の連続。


そらぁつまらないよね。こればっかり繰り返されたら練習曲というか、メトロノームに聞こえちゃう。

Pianoの特性を生かしてみる。

Pianoは演奏したことは無くても、「両手で弾ける楽器」って言うのはイメージで分かる人も多いはず。
では、それを生かして左右の手のリズムを変えてみる。


ん~さっきより大分、4小節区間聞いていても飽きなくなってきた感じがしませんか?

和声楽器の定番奏法を使ってみる。

はい、こんどは「分散和音」「アルペジオ」「アルペッジョ」なんて呼ばれる奏法を使います。
単音の響きを徐々に加えてコードトーンを形成していきます。これにより音のダイナミクスとリズムの2つの効果が加わります。

今回は経過音にテンションもいれてみます。

さらにリズム遊びを加えグルーブを出す。

今度はさらに、リズム遊びを加えて4小節のみならずもっと聞きたくなるようなグルーブを出してみましょう。

今回は左手でアルペジオ・右手でポリリズムのリフ的なものを演奏してみます。

ん~!どうですか?もう4小節いや、16小節聞けそう。

これに他の楽器やメロディが入れば、コード変える必要も無く一曲できてしまいそうでしょう?

総括

やはり、リズムは大事です。「コード進行考えんのめんどくせ~。」なんてときでもこれで大丈夫!(オイ