今回は3部形式で3/4拍子の曲にしようと思います。
初心者向けの企画となっておりますので形式からのお話です。
この話の重要性は最初のうちは理解しにくいといいますか「AメロBメロでサビ作ればいいんでしょ?簡単というか当たり前じゃ?」という話の展開になってしうことがあります。
ですが、この形式は作曲において最も大切な屋台骨です。ここを深く理解しているかどうかで作る曲の精度が変わってしまいます。
次回以降は統一感を出すための方法なども織り込んでやっていきますが、形式を先に決めておくというのはいわば外箱のサイズを決めておく作業になります。
まだ制作に慣れてない段階で、形式を決めずに作曲やトラックメイキングを行うというのは無計画で大海原に乗り出すのと同じです。
せめて形式を軽く先に決めておき、事前に尺感などを掴んでおくと心配しにくいです。
またDAWが最高なのはこれを決めておいても途中でいかようにも修正できるという点です。紙に書くのとは近い小節がずれても書き直す必要もないですしね!笑
これを生かさないのはもったいないです。ですので慣れるまではこの方法をオススメします。
形式よりも前の段階の話「楽節」
次回の動画で少し話そうかと思っているのですが、形式よりもまえの話で作曲の根本的なルールというものがあります。
それは基本的に偶数小節で音楽というは構成されるという点です。
これを「楽節」と呼び、基本的には4小節か8小節のくくりで考えるというのが基本になります。
作曲初心者の方の中には、この楽節の概念が薄い方がおられ、3小節、7小節といった構成の部分が数多く見受けられる方がいます。もちろんこう言った部分がある曲や尺の関係上そうせざるを得ない場合などはありますが、これを自然に聞こえさせるにはとても高い作曲技量が必要になります。
これも自信がついてきたらチャレンジしてほしいですが、最初から挑戦するのはオススメしません。
詳しくは次回の動画をお待ちください。