生徒さんたちの動向からヒントを得ました。
DAWの普及率は常に増加傾向にあると感じています。ですがその反面、まだDAWそのものしか手を出していない。という方が結構多いのではないでしょうか?まずはCubaseそのものを使いこなす訓練も含めてやっていきたいと思います。
プロジェクトを開いたらやること
まず、プロジェクトを開いたらやりたいのが「クリップを防ぐ」というルーティングの基礎を作ってしまいます。私は使わないものを非表示にするとこから始めますがこれは任意です。
クリップとは、入力信号が限界を超えて生じるモノで、「音割れ」や「歪」が出てしまう状態です。デジタル信号で音声を処理する場合基本的には避けるべき状態です。
役立つトピックス:https://www.g200kg.com/jp/docs/dic/clip.html
これを避ける最も簡単な方法は「マスタートラックにリミッティング処理」を施す方法です。
Cubaseの場合は「マキシマイザー」というエフェクトがデフォルトで入っていますのでこちらを使いましょう。詳しいやり方は動画をご覧ください。
似たエフェクトに「リミッター」というものがありますが、「マキシマイザー」はマスタートラック向けに設計されたリミッターのことですのでほぼ同じものです。
ですが最終的に音圧などをより調整したい場合は、「マキシマイザー」の方がうまくいくことが多いので覚えておきましょう。
とりあえず、今回はここまでです。
次回は作曲前の導入などに迫りたいと思います。