アルペジオは実は色々な要素を含んだ面白い奏法
すみません記事を公開し忘れていました。
アルペジオ奏法は、非常に多くの場面で用いられるコードトーンを複数回に分けて演奏することで、響きの順序と厚みを音楽の流れに合わせて調整することのできる非常に汎用性の高い奏法です。
それゆえ、アルペジオ奏法はトラックの持っているそもそものグルーヴの調性を覚えるのにピッタリの奏法ともいえます。
コードが決まっている以上、あまりにも不協和な音を加えることも出来ないし、予定調和すぎても面白くない。
まさに、作曲の理論と実践的な音楽の耳が二つとも必要になる奏法ですね。
この動画ではまず、アカデミックな内容の「アルペジオ」について学んでおきます。基本からは大切ですからね。
アルペジオの基本は「低音から演奏される」という点と「後半に行くにつれて和音感が強くなる」という二つがポイントです。
つまり、あまりにも低音が出せない楽器や空間に出してもすぐに音が消えてしまい余韻(サスティン)が残らない・残せない楽器ではあまり用いられません。
それら特徴を押させながら見ていただけると理解も深まると思います。