前回次に回しますと説明しましたSUS4コードの解説です。
前回のお題メロディのMIDIデータは下記よりDL可能です。
はい。飛ばしていましたSUS4コードの解説動画です。
今回はSUS4の一般的なPopsでの使用例を元にした簡単でかつ即戦力になるような解説を心がけました。
SUS4コードは、メジャーコードの第三音が半音上がった形です。
つまり変化音をダイアトニック内のノートに収めるためには、ⅠとⅤの和音で使うのが最も効果的といえます。
またコレは私の体感ですがSUSコードはそれそのものが非常に独特の響きのため、上記和音内であれば強いアヴォイドがダイアトニック上に存在しないという点も魅力かと思います。
コード付けの基礎編の動画では、ドミナント上に主音がある時の回避策として登場しましたがコレもよい手です。
Ⅰ和音のときにⅣの音が出てるときなども同様に良いアヴォイド回避手段として使えます。
またSUS4コードは元に戻りたがる性質を使って、ドミナントの中でも動きをつけたり(ⅤSUS47>Ⅴ7)解決にもう一工夫加えることも(Ⅴ7>ⅠSUS4>Ⅰ)可能で、色々なジャンルでよく使われます。
これを覚えておくとアヴォイド回避にも、進行にもう一味足せるようになると思います。