2015-5:2015年版「DTMを0から始めるには?」【DTMに必要なスペックって?】

音声解説

結論

  1. CPU:4コア4スレット2.5Ghz以上
  2. メモリ(RAM):最低8G以上
  3. HDD:1TB以上
  4. winOSの場合:64Bit(x64)OSを選びましょう。
  5. USB2.0ポートがあるPCを選ひましょう。

CPU

PCの頭脳です。

4コア/4スレット/2.5Ghz以上のCPUをオススメします。

メモリ(RAM)

ワークスペースです。量が多いほど沢山の作業が出来ますので、お金に余裕があればまず増設したいところです。

DTMをやる場合は最低でも8Gはほしいです。

※Win7をOSに選択する場合、OSのエディションに注意してください。ホームプレミアムエディションなど一般的に流通しやすいエディションには16Gまでという特殊な制限がかかっています。win8にもエディション上限がありますが、7ほど厳しくは無いはずです。

HDD/SSD

要領は簡単で1TB以上のものをオススメします。

ですがDTMをやる上で重要なのは要領ではなく、HDDの構成に注意が必要です。

出来るだけトラブルを避けたい場合は、1つのHDDにOSもプログラムもパーディション(ひとつのHDD内を区分けすること)を作らずに一つのものとして使う形ををオススメします。(バックアップは外付けHDDやフラッシュメモリ・DVD-Rなんかを使いましょう。)

なぜか?といいますとインストールする際にトラブルがおきやすいからです。

データだけは別ドライブにインストールしたり、必要なものだけインストールするというのは、インストーラーのデフォルトの設定を変えるということになります。(すでにここでわからない用語がある方はなおのこと上記をオススメしておきます。)

実はそれだけで、プログラムよっては不具合の原因となります。特にVSTで起動する場合別ドライブにデータがあるだけで異常に重くなってしなう場合も考えられます。(特に日本語(2バイト)を含むフォルダへのインストールなどを行うなど、ローカルな問題も発生しやすくなります。)

USB2.0ポートの重要性

現在主流となりつつある3.0ですが、音楽向けのインタフェースではありません。通信速度は確かに速いですが音楽のデータ転送に必要なのは安定した一定量の通信ですので2.0で十分であるという判断が下されています。

そのため、今現在主流で使われているUSB接続のオーディオインタフェースでは2.0が採用されいています。

3.0ポートももちろん2.0との互換性を持っていますが、商品によっては2.0ポートでないと不具合差出る商品もありますので、2.0が一つはあるPCを選択してください。