【DTM用PCをセミオーダー】BTOPCを知ろう。【Win限定】

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自作するメリット

はい、私はPCの専門学校から音大にという経歴から、PCにはすこし詳しいほうだと思います。

そのPCの知識でDTMをやる上で得したなぁと思う一つがのがこのBTOやPCを自作するという知識ですね。

なぜかといいますと、ただ単に費用対効果を高められるからです。ムダを省き欲しいものだけを厳選することができます。

ここからは、OSやメーカーなどへの私見が続きます。論争になるポイントがあるかもしれませんがあくまで私の経験上の意見ですのでその点はご留意ください。

PCを動かすソフト「OS]について

はい、まずここが大切です。

DAWを動かそうと思うと、WinかMacを選ぶことになります。Linuxで動くメジャーなDAWはまだないと思われます(おそらくこの先も開発される見込みは少ないと思います。)

PC全然分からない方のために、軽く簡単に説明しておきます。まずソフトを動かす上で大事なのは「OS]とよばれる基本ソフトです。この種類によってその上で動くソフトに違いが出てきます。

この世界には大きく分けて、Windows/Mac/Linuxの3大OSが存在します。

Macは、皆さんご存知のとおり虫食いりんごが描かれたPC本体が商品です。つまり中のOSももちろんアップルが作っています。(MacOSなど)つまり皆さんが「Macを買う」というのは、PC本体とそれを動かすOSなどのソフトをセットで購入しています。
よく「クリエーター系の人はMacを選ぶ人が多い。」という要因の一つが上記です。つまるところPCスペックなどに詳しくなくてもMacは基本的に様々なPCでの創作活動を視野にいれたスペック構成になっていることが多く、これ一つ買ってっておけば問題がおきにくいというメリットを持っています。

逆にWindowsというのは、厳密にはOSのみの商品です。故にPC本体は様々なメーカーが作っています。
「Winはクリエーターには向かない。あれはビジネス向け。」というイメージを生んだのがまさにこの違いです。
Winは確かにオフィスワーク向けを打ち出し、世界シェアを勝ち取りました。故に一般家庭向けに作られるPCにはその用途に合わせ設計されてきたため、一昔前ならば”自分でスペックを決めて自作”できなければ、クリエーター系の処理に耐えられるPCと言うのは基本的に家電量販店など一般店では出回っていませんでした。
今現在は、OSの64bit化にあわせ多少向上したとおもわれますが、やはり不要な付属機能などのせいでスペックの1.5倍~のぼったくり価格っぽいのもあるとおもいます。

Linuxというのは、実はものすごーーい数というかバリエーションが存在するOS群の総称です。
そのOSの核となる部分がすべて同じのため、総称して「Linux」と呼ばれます。
このOSは日本ではあまり知られていません。その原因がこのソフトは基本的にかなり玄人向けなのです。
いまではGUIといってアイコンをクリックするだけで動くようになってきていますが、いまでもCUI的要素(PC言語による直接操作)が強く残っています。
ほぼすべて無料で使えるOSなのですが、多くの場合Winを入れておいたほうが一般の人にとっては便利なので今後も日本で爆発的に普及するということは難しいかも・・・。(私は好きでお金に余裕ができたらさらに深く勉強してみようと思っています。)

BTOとは

上記で説明したように、本体を自由に作りたい場合選択できるOSはwinかlinuxと言うことになりますが、実質DAWをやりたいのであれば確実にWinを選択することになります。

またクリエーター向けPCが欲しいのであれば、やはり自分でスペックやパーツを吟味する必要があります。

まずはPCパーツやケースを買い揃え、自分の手で組み立てる文字通りの自作。もしくはそれらを代行してくれるサービス「BTO(ビルドトゥオーダー」を利用すると言う方法です。

私は断然BTOをオススメしています。(ただし優良業者に限る。)

パーツの仕入れからやっている業者さんであれば、自分で買い集めるよりも安く出来るケースもあります。

また保証もしっかりつく上に、パーツどうしの相性や電力計算なども代行してもらえるので非常に安心して購入できます。

自分の手で組み上げる人というのは趣味の領域が強かったり中古パーツやジャンクから良PCを安く組み上げるなど、そういった場合が多いです。(もちろん秋葉原とか日本橋とかで激安パーツなどを厳選したいとか、内部配線の処理の仕方や自分オリジナルの仕様までこだわる方とかなら)

BTOでDAW用マシンを作る。

BTOに必要な基本的なスペックの見方や詳細なパーツ情報はネット上に多くの詳しい情報が沢山あるため詳細は割愛します。「BTOPC」などのワードで検索すれば数多くの業者がでてきますしその中に詳しい説明もあると思います。そちらを参考にしてください。

ここでは、DAW向けPCを作るとき知っておくと得する項目をいくつかあげておきます。

CPUは4コア/8スレ・メモリは最低8G以上

はい。まずはこれがどのDAWがきても耐えられるラインです。

メモリは16G搭載しておけばまず問題ありません。CUPはインテルであれば上の下のを積んでおけばまず問題ないでしょう。

ストレージは出来るだけ大容量で1つにしておこう

PC上におけるファイル操作に慣れていらっしゃる方以外は、1Tや2TのHDDをパーディション(HDDの仕切り)なしで使うことをオススメします。

そのほうが料金も安く済みますし、インストール時などにおけるカスタムが必要ないのでトラブルを減らせます。

SSD+HDDなど最近の流行などが取り入れてあるモデルは注意しておきましょう。

あとHDDはヒタチかトウシバのがオススメですぞ。

USB2.0の専用ポートがあるか確認しておこう

オーディオインタフェースなど、音楽周辺機器はUSB3.0では正常に動作しない場合があります。

USB2.0ポートがあることを確認しておきましょう。

電源には余裕を

USBバスパワー駆動の機器もあるため、電源要領は100wほど余裕を見ておきましょう。

デュアル/トリプルディスプレイにしたいなら対応グラボの安いやつで十分

グラフィックにはあまりこだわらなくてもDAWの場合問題ありません。無理に高グレードのものを選ばなくても大丈夫です。

奮発するなら静音/水冷などノイズの少ないPCにしよう

オレは本気だ!!25万くらいまでなら出せる!!と言う方は静音性能にこだわりましょう。

本気の静音PCであればPCのそばでコンデンサーマイクで音とっても大丈夫なくらい静かなものが出来ます。

まとめと宣伝

以上がDAWでオススメのBTOPC構築のポイントでした。

ですがやっぱり機械が苦手で一人ではちょっと心配です。と言う方、私のオススメの業者さんや環境構築のアドバイス・見積もり、次から困らないためのBTO講座を含めてお安くお手伝いいたしております。スカイプでの打ち合わせなど丁寧に行います。

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