この動画は本当にすごい。
JAREC (日本ミキサー協会)主催 - エンジニア高山徹氏による二千花ライブレコーディングセミナー の映像です映像は2014年ですのでちょっと古い情報ですがためになることしかいっておられません。早く見つけたかったですねこういう動画は・・・。
本当にすごいですね。録音のPAというと音大時代のコンサート録音と、スタジオ業務でナレーションなどを取ったぐらいしか経験が無いので本当にためになります。
というか機会があればこうした中規模~大規模のPA作業などを習いに行きたいと常々思っております。どこかいいところは無いだろうか…。
動画の内容は、ライブレコーディングをし、それをMixすると言うものすごーく高度な技術が必要な一連の流れを解説されています。
特にカブリ対策の自作ツールなど、やはり位相にもめちゃめちゃ気を使われるんだなぁというのは目から鱗です…。
アコギなどの取りはめちゃめちゃ参考になりました。これなら私のように線路の近くで生撮りが難しい環境でもがんばればそこそこいけるかもしれないと希望さえ持てました・・・。
私は基本的に個人制作のため音源などを多用しますのでこうしたことは、あまり気にせずガンガン作っていけるのですが反面この知識があれば生とサンプルなどのハイブリットな音源のMixの能力は飛躍的に高まるのは間違いないはずです。ああ・・・教えて欲しい!(笑
動画内ではTHD(トータルハーモニックディストーション)ついてのお話もありますが、こうした高次倍音成分の調整をアナログでやってらっしゃるっていうのは今後参考にすべき点でした。あーこういう方とお近づきになりたい…。
現在プラグインでもこうした倍音調整の自動付与が進んだプラグインがふえてきてて通すだけでもいい感じになるものが増えたとはいえ、確かな違いがありそうなのが知りたいところですね。
またミキサーでの解説はドラム専用音源の音色捕らえ方や音そのものの使い方を考えさせられる内容です。コレを見てからまた研究をしています。
また最後のトラックの調整は詳しい工程の解説などはありませんでしたが、レベルオートメーションの書き込みは私もやりますが、オールライブ撮りでも場合はここまでしっかり書き込むともうスタジオ撮りとYoutube上だとわかんないですね。笑
聴覚錯覚を利用するMixはかなり難しいのですがこの方のは本当に自然で驚きます。動画内でもおっしゃっていますが上げるより下げるのが難しいくて、私の場合は音圧感を損なわないようにするというのが本当に難しく感じるのでここまで激しくレベルオートメーションを書ける腕はないですね…。是非盗んでみたい技術です。
まだご覧になっていない方も、本当に価値ある動画だと思いますので是非ご覧になってみてください。